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2008年2月14日 (木)

企画展関連の新刊が出ました!

Dscn8861 9月より開催している企画展「家で病気を治した」の内容をまとめた書籍が出版されました。

『家で病気を治した時代-昭和の家庭看護』

(編著:小泉和子/発行:(社)農山漁村文化協会/2008年2月1日/2,800円)

昭和戦前期は家庭看護のもっとも発達した時代でした。

高度な病院医療が発達した反面、現代は人と生死との関わり、また人が人を看ることの大切さが希薄になっているのではないか・・・そんな反省を込めて開催している企画展の研究本です。四畳半の展示スペースでは伝えきれない内容をぜひこの本でご覧になってください。(ミュージアムショップにて販売しています)

●企画展 開催中~2008年8月31日(日)

<本の内容>

氷枕、氷嚢、体温計、吸入器、浣腸器は多くの家庭にあった。

切り傷にドクダミ、腫れ物にツワブキ・・・

民間療法の知識も豊富だった。

ひとたび家族のだれかが病気になれば

家族が力を合わせて看病し、病気と闘った。

産婆も町医者も按摩も鍼灸師もそれを助けた。

家のなかで生死に向き合うことで

いのちの尊さとそれを守ることの難しさを痛感した時代であった。

医療の充実を願うことは病気を医者まかせにすることではない。

病気も生も死も自分のこととして立ち向かった時代から学ぶものは何か。

 ・第1章 家で病気を治した時代-都市と農村にみる家庭看護

 ・第2章 変わりゆくお産のかたち-出産と助産婦

 ・第3章 恐れられた病気-結核と伝染病

 ・第4章 家庭看護と人-派出看護婦と保健婦・按摩と鍼灸師

 ・コラム 「家庭看護の七つ道具」「配置家庭薬と家庭常備薬」

       「生活の知恵として普及した民間療法」「町のお医者さん」

       「駒込病院雑詠」「町のハイカラだった医院建築」

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コメント

はじめまして。
だいぶ前の話題で恐縮ですが、以前こちらの展覧会を見学した者です。
「町のハイカラだった医院建築」の展示を見て、浦安にも保存されているものがあることを思い出しました。
旧濱野医院というもので、現在は子供の遊びスペースも兼ねて公開されています。
URL欄をご参照いただけると幸いです。

投稿: みほちん | 2008年6月 6日 (金) 16時27分

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