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2008年5月

2008年5月28日 (水)

撮影協力の単行本が出ました

Photo

博物館のお茶の間が単行本の表紙として登場しています。

関川夏央氏の雑誌連載をまとめた『家族の昭和』(新潮社/5,25発売)。

関川氏は、日本の近代および戦後文学への深い関心をもとに、ルポルタージュからエッセイ、小説、マンガなど、領域を横断した文筆活動をされている作家。原作を担当した谷口ジロー氏の漫画『「坊っちゃん」の時代』で日本漫画家協会賞を受賞するなど、様々な分野で活躍されています。

向田邦子、吉野源三郎、幸田文、ドラマ「金曜日の妻たちへ」などから戦前戦後の家族の移り変わりを読み解いていく本書。「家族のいない茶の間」で章を結んでいます。

数々の撮影協力を行ってきましたが、“これまでの家族・これからの家族”を彷彿とさせる素晴らしい写真だなぁと驚きました。

書店で見かけたら、皆さまぜひお手に取って、そして平積みにご協力下さいませね(?)

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2008年5月27日 (火)

お茶になるのを待つばかり・・・。

Photo そして、これが干されたドクダミたちです。

この干し方は、お向かいで長年畑をやっていらっしゃるナガシマさんの直伝。

毎年、物干し竿にずらっときれーいにドクダミが並んでいるのを見て、コツを聞きに伺ったのでした。

ナガシマさんは「炭が余っているから」と、このドクダミ茶を庭で七輪にヤカンをかけて煮出して飲んでいるそう。

「だからうちは皆夏バテ知らずなのよ」とおっしゃっていましたが、う~ん、これぞ本当の昭和のくらしですねぇ。

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2008年5月25日 (日)

ドクダミ茶づくり、開始!

Photo博物館では、見学の最後にお茶を差し上げているのですが、今年もそこでお出している“ドクダミ茶”づくりが始まりました。

早乙女ならぬ、博物館のドクダミ乙女たち!

“ドクダミ”は、別名“十薬”と呼ばれるほど薬効が多いとされる薬草です。花を咲かせる頃が一番薬効が強いそうで、毎年この時期になると、ボランティアさん総出でドクダミ茶づくりにいそしんでいます。

強烈な匂いがするのと、庭の陰などにあっという間にはびこるので敬遠する人も多いのですが、脱臭や膿み出し、毒素排出など昔から様々に使われてきた、お役立ち薬草なのです。

作り方は簡単。摘んできたドクダミの根を切り落とし(本当は根にも薬効があるのですが、土を取るのが大変なため)、流水できれいに何度も洗い、一握りずつひもで束ねて、二束ひと組で風が通るように竿にかけて干す。一ヶ月弱ほどでパリパリに乾燥するので、そうしたらヤカンに入れやすい大きさに茎ごとザクザクと切り、湿気の入らない瓶などに入れて保存します。

飲むときは、本格的には一掴みを土瓶で10分ほどグツグツと煮出すそうですが、博物館では手軽にヤカンで2~3分煮出しています。

「どうぞ、ドクダミ茶です。」と言うと、あの匂いを思い浮かべて一瞬ギョッとする方も多いのですが、干すと甘~い中国茶のようなおいしいお茶の香りに変わるからあら不思議。

今年のドクダミ茶が完成するのは7月頃でしょうか。

見学の後にドクダミ茶で“昭和デトックス”すれば、一石二鳥ですよ~!

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2008年5月23日 (金)

庭仕事の季節

Photo_2 いいお天気→雨→いいお天気→雨、と続くと、当然庭の緑たちもどんどん元気を増していきます。

気持ちいい~とばかりも言っておられず、虫が発生する前に、伸びすぎたところや雑草は心をオニにして、刈り取らねばなりません。

門の前の路地に生えている大きな木は緑を提供してくれるのですが、成長が早く、すぐ電線を揺らしてしまいます。

そこで夏になる前に、一気に背を短くすることになりました。

活躍してくださったのは、カメラマンでありつついつも博物館の様々な大工仕事全般を手伝ってくださる田村さん。ハサミなどではとても間に合わない上の方まで、手際よくのこぎりでどんどん切って落としてくれました。

たまたま通りかかった友の会の方も掴まえて、まとめた枝葉はゴミ袋9袋分!もう汗だくです。

下から見てるとそれほどわかりませんが、木って本当に大きいんですね~。何かに利用できないか・・・と思いながらも、ゴメンなさい、捨ててしまいました。

ああもったいない。

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2008年5月18日 (日)

みかんの花が咲いている

Photo ここ数日の爽やかなお天気のおかげで、博物館のお庭は気持ちよいかぎりです。

日に日に濃さを増す新緑も気持ちよいのですが、加えてさらに幸せな気分にさせてくれるのは、ほんわか良い香りが常に漂っていること。

これは庭の片隅にある、夏みかんの花の香りであることを発見しました。

フレッシュすぎず、甘すぎず。ほどよいお日様の香りは家の中にまで。

草取りなどをしながら門の方へ顔を向けると、こんどはお隣からジャスミンの香りが漂ってきます。

これぞ天然のアロマ!

シアワセ~ですね。

もう少し季節が進んで梅雨に入ると、ドクダミの香りになり(毎年この時期にお茶にするので沢山収穫するため)、家の中からは畳の香りと木の香りがしてきます。

昔はヨモギの匂い、梅干しを漬ける匂いなど、今よりももっともっと季節ごとの匂いが抱負だったのでしょうね。

こんど博物館の“香りカレンダー”でも作ってみようかしらん?

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2008年5月16日 (金)

ニュージーランドからのお客さま

Photo博物館には、たまに外国人のお客様もみえます。

大抵は日本人のお連れ合いが同行されていたり、日本語が堪能だったりするのですが、本日のお客様は、なにやら英語のみ・・・。

お聞きすると、ニュージーランドから約一ヶ月の旅行で日本に来られたご夫婦とか。

「この小さい家に8人で暮らしていた」とか、「畳を上げて足を入れる“掘りごたつ”という暖房があった」とか、つたない英語で必死にご案内するととても喜んでくださり、特にこのおうちで暮らしていた三女の紀子さんが「My Mother was ・・・」とお話はじめると、「Oh ! You lived !」ととても喜んでおられました。

京都や鎌倉にもすでに行かれたとのことですが、「記憶に残る素敵な場所です。」と言ってくださったのが何よりも嬉しかったです。

Have a nice trip !

博物館には英語のパンフレットも用意していますので、日本のくらしに関心のある外国の方がいらっしゃったら、どんどんお連れ下さいね。“小津映画の頃の日本”を体験できるおうちはここだけですよ~。

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2008年5月14日 (水)

「朝日タウンボイス」でのご紹介

地域限定なのですが、朝日新聞の折り込み地域紙、「朝日タウンボイス」にて博物館が紹介されています。

以前から何度かご紹介されてはいたのですが、今月から世田谷・目黒・大田・品川と4区合同の地域紙になったとかで、午前中の大雨にも関わらず「知らなかったです~」と訪ねてきてくださった方が何名かいらっしゃいました。路地の奧のある小さな博物館としては嬉しい限りです。

他地域には入らないそうですが、この4区の読者の方は、お見逃しのなきようどうぞご覧になってみて下さい。カラー版の読みやすい地域紙です。

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2008年5月11日 (日)

館長の家具講座

0805 昨夜は久々の土曜夜間講座、「小泉和子が語る家具の歴史 障子の桟から見た日韓住宅の比較」を行いました。

気温ごと3月に戻ったような雨の夜だったにもかかわらず集まって下さった参加者の方々。皆熱心に聞き入って下さり、有志によるその後の懇親会も、館長を囲んで夜更けまで盛り上がっていました。

催しの参加者や友の会の方どうしで偶然に共通の知り合いがいたことが発覚する・・・というのは、実はうちの館ではよく起こることなのですが、昨夜の講座の懇親会でもそんな“奇遇にも”という場面があって大盛り上がりでした。

そして、本日。雨上がりにそれぞれふらりと寄ってくださった2人の友の会と、たまたま居合わせた方が、やはり偶然共通のお知り合いがいることがわかり、急遽井戸端ならぬ、縁側談義。

お客様は喜んで友の会に入ってくださいました。

“奇遇”とは、決して偶然の仕業だけではなく、やはりなにか共通の思いや考えのある方が引き合う作用のことを言うのではないかと思います。

こういうことが起こりうる“場”になれるというのは、お茶の間効果か、縁側効果か。

いずれにしても、昭和の家を残したことによって生まれた活動から再び復活した、昭和の人のつながりだなぁと感じた日曜日でした。

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2008年5月 7日 (水)

「たまごと話がしたいとき・・・」展の小坂さん

Photo 現在、ミニギャラリーにて開催中の「たまごと話がしたいとき・・・」展の作者、小坂弘子さんが来館して下さいました。

小坂さんは小泉館長と女子美術大学の油絵学科の同級生だった方。

「なぜかここ数年たまごを描き続けているのよねぇ。」

とおっしゃる小坂さんのお人柄そのままのやさしい絵がこの博物館の雰囲気にぴたりと合います。作品は主にテンペラ画と油絵なのですが、“床の間に洋画”というのも違和感がないのが不思議。物語の中に出てくるような、まあるい雰囲気の額も絵に合わせてご自身で制作されています。

5月11日(日)までの展示です。ぜひご覧になってください。

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2008年5月 3日 (土)

五月晴れの幟旗!

Photo 本日は雨のスタートだったのですが、幸い午後からは爽やかな五月晴れ!

ようやく幟旗と鯉のぼりを2階からはためかせることができました。

小泉家のお子さんは皆女の子なので、幟旗、鯉のぼり、兜は皆寄贈品。立派なものです。

午後からはご家族連れや関西方面からの方などでにぎわい、この飾りものを喜んでいただきました。

ところでこの「五月晴れ」という言葉。「元々は旧暦の5月(現在の6月)の梅雨の合間の貴重な晴れの日のことを差して言っていた言葉であるが、現代では5月の晴れの日を言う言葉としても使っています。」と、昨日の真空管ラジオから流れてきたNHKの番組で話題にしていました。きっと「間違いじゃないんですか?」という問い合わせが沢山寄せられるのでしょうね。でも「さつきばれ」って言い言葉ですものね。どんどん使いたいです。

明日も五月晴れになりますように!

*申し訳ありませんが、祝日でも5/5(月)と6(火)は休館となります。

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