たわわ
昨年は数えるほどしかならなかったので、今年は当たり年、豊作でしょうか。
この大きな柿の木。実は初めからこの庭に植わっていたものではなかったそうです。
昭和26年に小泉家が家を建てて移ってきた時には、地主さんの柿の木があったとか。やがてその木は地主さんの敷地に移植されてしまったので、残念に思った当時高校生だった館長が、お父さんに頼んで小さな柿の苗木を植えてもらったそうです。それがお母さんの丹精の甲斐あって、約50年後の今ではこんなに立派な木に成長しました。
毎年、夏には涼しい木陰をつくり、秋には甘い実をつけてくれます。
たわわになった柿の木のある光景が楽しめるのは11月初旬までです。
気持ちの良い季節にどうぞお出かけください。
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コメント
昭和よりもっと前から、日本の家の庭には柿木 桐の木 びわ 南天 山椒 松 などが植えてあって子供のころからそれぞれの季節に木にまつわる遊びや料理を作っていましたね。私も特別資料を見なくても木の特徴や利用の仕方がわかります。これも日本の源風景ですよね。柿木は折れやすいので、実をおやつにしようと登るときよく注意されました。今でもそのときのおじいさんの顔が目に浮かびます。親は仕事で忙しくいちいち子供なんか気にしていませんでした。
投稿: gutti/M | 2008年10月10日 (金) 22時46分
来館者のお話を伺っていても、昔は木との付き合い方が深かったのだなぁと思うことがしばしばです。木の種類を沢山知っているということだけでなく、実や皮、葉の利用の仕方もよくご存じの方が多い。それだけ身近にあり、自然に観察して体でその感覚を覚えていたのですね。
「箪笥→といえば“桐(キリ)”」「櫛→といえば“柘植(ツゲ)”」という利用方法を、今は知らない人も多いのだとか。以前館のワークショップのテーマにもなりましたが、様々なことの“適材適所”を学んで生活に活かすのは、とにかく体験しかないのですよね。
投稿: 昭和のくらし博物館 | 2008年10月19日 (日) 17時25分