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2009年8月

2009年8月30日 (日)

展示替え休館

Photo_2ご家族連れで賑わった夏休みも終わり・・・博物館の企画展、特別展も無事終了となりました。

特に、企画展「家で病気を治した-家庭看護の時代」は、会期を延長して約2年間開催してきましたので、撤去するのも少し寂しい気持ちです。
が、最終日近くは看護関係の方、また介護関係の学生さんなどの見学もあり、出版した本とあわせて後々まで残る展覧会になったのではないかと思います。

次回は9/5(土)より、在日コリアンの方々の生活を追う、企画展「在日のくらしーポッタリ(風呂敷包み)ひとつで海を越えてー」が始まります。
どうぞ皆さま、ぜひご覧になって下さい!

8/31(月)~9/4(金)までは展示替えのため休館しています。

お茶の間も、「秋のくらし」にしつらえ替え中。
ブタとうちわのなごみのこの光景も、来年の夏までしばしのお別れです。

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2009年8月27日 (木)

思い出すこと-サルスベリの木

Photo_3暑さに負けず、桃色の枝を空に向かって思い切り放つサルスベリは、夏の和みですね。
久が原は住宅地なので、庭にこのサルスベリがあるお宅を良く見かけるのですが、この花が咲く季節になるといつも思い出すことがあります。

開館間もない頃、久が原に住む方から資料寄贈の申し出をいただき、お宅に伺うことになりました。
まだ自転車も持っていない頃でしたので、炎天下住所を頼りに汗をふきふき30分ほど迷いながら歩き、ようやく目指すお宅にたどり着きました。
出てこられたのは上品な老婦人。
「暑かったでしょう」と、部屋に入るとすぐおしぼりを出して下さったのですが、その冷たいおしぼりのありがたかったこと!
当時ワカモノだった私は、その“心遣い”というものにいたく感激したのでした。
帰る際に資料と心遣いのお礼を述べた玄関の脇に、見事なサルスベリの花が咲き誇っていました。

それから数年経ったある夏の日、入手した自転車で久が原を走っていると、偶然に件のサルスベリのお宅の前を通りかかりました。
あの方はお元気かな・・・と窓から覗くと(アヤシイ)、件のご婦人がいらっしゃいました。
お声をかけると、「あら、懐かしい!」と覚えていて下さり、「何もないけど」と言いながらも、とっさに缶ジュースを数本窓から手渡して下さり、再びその心遣いに感激したのでした。

以来、サルスベリの花を見るたびに、その“昔ながらの心遣い”を思い出します。
かつては当たり前にあったことかと思うのですが、今は少なくなっているような気がしてなりません。
モノだけでなく、そんな“昭和のくらし”もあわせて伝えてゆければと思っています。
いつかあんな素敵な老婦人になりたいものです。

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2009年8月22日 (土)

8月の記録映画上映会を行いました

Photo 先週の日曜日、3回目の記録映画「昭和の家事」の上映会を行いました。

新聞でご紹介されたところ即日定員となってしまったためあまりお知らせできなかったのが残念なのですが、おかげさまで大勢の方に楽しんでいただけました。

本当なら撮影された現場である博物館で観て頂きたかったのですが、何しろこの暑さ・・・。困っていたところ、すぐご近所の区役所の出張所の所長さんのご厚意のおかげで広くて涼しい会場をお借りできることになり、ゆっくりと観て頂けたのでした。

初回となった9日にはカメラマンの岩田まき子さんと助監督の今泉文子さんも来てくださいました。なんと、9日と16日の両日とも今泉さんのお姉様が、参加者全員分のおはぎを作って下さることに!上映した全5作品の中に小泉家のお母さんが丹念においしそうなおはぎを作るプログラムがあり、「それを見るとおはぎを食べたくなっちゃうから・・・」と。しかも小豆と胡麻の2種類×50名×2日間!・・・感謝感激です。

上映会は、残すところ10月8日(木)の1回で、こちらも定員間近となっております。(その後の上映予定はまだ未定です)関心のある方はぜひご連絡をお待ちしております。

(500名分のおはぎはちょっとキビシイと思うのですが・・・。)

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2009年8月15日 (土)

64回目の敗戦記念日

今日は64回目の敗戦記念日です。

ここ数年続けてきたイベント「平和の集い」こそ今年は行わないものの、展示と解説を通じて平和の大切さを伝え続けることは、“昭和”を伝える博物館の使命として、毎夏欠かさず行っていることでもあります。

戦争展が始まると、毎年思い出す方がいます。

戦時中に使ったというブリキのバケツを寄贈しに来て下さったAさん。

東京大空襲の時に戦火のひどかった江東区にお住まいで、命からがら逃げ延びたものの、小学校の友人たちは皆死んでしまったと、ぽつりぽつりと当時のことを話して下さいました。

「今でも絣の着物を着た友達が夢に出てくるんですよ。でも『しょうちゃん!』と声をかけると、ふっと消えちまうんだよ。」と。

お帰りになる間際に「くそっ、戦争さえなけりゃ・・・。」と涙を拭われていた姿が今でも忘れられません。

毎年、毎年、しつこくしつこく、平和への意識を確認していかなければと思う8月15日です。

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防毒マスク-こんなものを持ち歩く日が二度と来ないように











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内地の女学生と兵隊さんの慰問文通手紙

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2009年8月 9日 (日)

夕涼み開館

金曜日、土曜日と、今年初めて夕涼みの夜間開館を行いました。

あまり宣伝しなかったので、来てくださるかな・・・とドキドキだったのですが、初日から、夕涼みやうちわ貼り体験に来てくださった親子連れの方などでにぎわい、嬉しいスタートとなりました。

リクエストが多かった体験で、今回初めてお座敷に蚊帳を吊ってみました。

部屋一杯に張った蚊帳を見ると、子供ならずとも入ってみたくなりますよね~。

「蚊が一緒に入らないように、入るのにもコツがいるのよ」と、ガイドを務める小泉家三女の紀子さん。バタバタッとうちわで体を払って、蚊帳の裾をすばやくまくって入る実演をして下さったのでした。

網戸がない生活というのは今では考えられませんが、昔はそれが当たり前でイヤだともなんとも思わなかったとのこと。蚊帳の中で姉妹で遊んだり、翌朝畳む前の蚊帳の上で「海だー」といって泳いだりしたことが夏の楽しい思い出だったそうです。

浴衣で遊びに来てくれた小学生たちも、蚊帳に入って大はしゃぎでした。ラムネや線香花火と一緒に、昔の夏の家族のくらしもあわせて味わっていただけて嬉しかったです。

映画「昭和の家事」の上映会と共に、本日が夕涼みの最終日なのですが、また来年も・・・やろうかなぁ。

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2009年8月 7日 (金)

撮影協力&夕涼み開館のお知らせ

昨日、テレビ番組の撮影協力がありました。

「熱血!平成教育学院」というクイズ番組で、夏の風物詩の特集場面での協力です。

博物館の冷蔵庫などが登場する予定です。

中になにやら食べ物を入れて撮影していたようで・・・放送をどうぞお楽しみに。

 日時:8月23日 19:00~22;00

 放送:フジテレビ系全国ネット

そして夏といえば、今日から3日間博物館は夜7時まで開館しています!

浴衣で来館して下さった方は入館料割引のサービスの他、線香花火付きの夜間開館チケットを発行しています。

ラムネやみつ豆を味わいながら、博物館での夕涼みにどうぞお越しくださいませ。

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