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2011年12月

2011年12月29日 (木)

今年もありがとうございました

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年明けの準備も済み、今年も無事年末のお休みに入ることになりました。

今年も大勢の方にお越しいただき、また大勢の方が手を貸して下さいまして、
本当にありがとうございました。
大きな災害があった今年は、これからのくらし方についてより深く考えていかなくてはならない年になりました。
少ないモノやエネルギーで暮らしていた時代。
人がつながって生きていた時代。
来年は、そんなことをこの博物館でも感じていただければと願っております。

年明けは1月5日(木)からの開館となります。
お座敷で「お正月の着物」展、
ミニギャラリーと談話室で「楽しいなつかしい羽子板展」と、
晴れやかな展示でスタートします。
その他2月、3月には特別展と建築講座、お茶の間会など企画中です。

来年もまた多くの出会いがありますように!
皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

(こ)

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2011年12月26日 (月)

師走のにぎやかな大掃除

12月23日に、毎年恒例の“昔ながらの大掃除”を行いました。

畳こそ上げなかったものの敷きゴザを上げたため、まずは家財道具を庭に運び出すところからスタートです。
水洗いするために建具も全て外し、館内はがらんどうになりました。

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部屋の上から順にはたきをかけ、ガラス戸を洗い、障子を剥がし、箒で掃いて、畳を水拭きする。
文字にすると単純なようなものですが、ひとつひとつの作業に意味や手順、そしてコツがあり、参加した皆さんは、感心したりご存じの方は初めての方に教えたりして、皆で協力して進めていきました。
“手と頭を使う”ということを、普段しているようでいかにしていないか実感する瞬間でもあります。

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この日、お天気は良かったのですが師走らしい寒波が訪れて、皆さん冷たい手をこすりつつ…。
そんな中、お昼近くには館の裏手でもう一つのお楽しみが着々と進行中だったのでした。

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館長が、剥がした障子紙や使い古しの箒を竈にくべて、お昼のご飯をお釜で炊いています。
この竈は、これまでも館のイベントで何度も登場して大活躍の道具。
上手にすれば、一升のお米でもわずかマッチ1本で15分ほどで炊きあがってしまうのです。
そして、そのおいしさはまた格別。
ご飯のあまりのおいしさに感動して、博物館スタッフの一人はこの簡易竈を自宅用に買ってしまったほど。
もし電気が止まってしまったらどうなるか!?
ぜひ覚えたい技術ですね。

ホカホカに炊き上がったご飯をお茶碗によそって、皆でお昼ご飯!
おかずは持ち寄りだったのですが、煮物やお漬物、切り干し大根やポテトサラダ、そして自慢の郷土料理(秋田や茨城のもの!)など素朴で心のこもった食卓を大勢で囲み(ちゃぶ台をたたんで載せています)、年末を飛び越えてまるでお正月のような楽しいお昼ご飯になりました。
ご飯の最後のお楽しみ…お釜の底に残ったおこげにお醤油を少し垂らして握ったおにぎりは最高に美味!でした。

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お腹もふくれたところで、午後のメインイベント、障子貼りに手分けしてかかります。
館の障子は全部で16枚。
これを、初参加の方を中心に糊と刷毛を使って貼ってゆきました。
障子貼りは初めてという男性陣もチャレンジ。
皆さん、慣れてきた頃に全て貼り終わってしまうのが毎年惜しいところなのですよねぇ。

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これは何をしているところかおわかりですか?
穴の開いたところを修理…ではなく、手掛けを作っているところなのです。
これも単純なのですが、実はすごい技術!
台所とお茶の間の間の障子です。
博物館にいらっしゃった時にぜひご覧になってみてください。

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この他にも、畳を拭いたり、展示物を洗ったり。
建具を元に戻し、障子も全て貼り終え、火鉢に真新しい藁灰を入れ、拭き清めた神棚の大根締めを新しく取り替えて、大掃除が無事完了。
皆さんのおかげで、すっきり、清々しい“昭和の家”となりました。

この日集まって下さったのは、博物館の友の会の方やボランティアさん、元スタッフさん、そしてホームページなどのお知らせを見て「昔のご術を覚えたい」と、来てくださった方々。
下は1歳児(!)から、20代の学生さん、30代、40代、50代、60代、そして館長の70代までの総勢21名。
まるで大家族が実家に集まったような大掃除となりました。

最後は、これまた各自の持ち寄りや、参加はできないけれど…という方からの心づくしの差し入れのお菓子や甘酒で、ささやかなおつかれさま会をしました。
「すごく楽しかったです!」
という感想をお聞きして、ホッ。
皆さま本当におつかれさまでした。
そしてありがとうございました!

大掃除の形態は変わっても、それぞれのお宅に古くて新しい昭和の技術を持って帰っていただければ嬉しいです。

(こ)

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2011年12月18日 (日)

年末年始休館のお知らせ

年末年始は下記の期間お休みさせていただきます。

12月28日(水)~1月4日(水)

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2011年12月17日 (土)

着物のハギレ

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博物館のバザーコーナーに、古い着物の布をたくさん追加しました。

ストックはあるのですが、整理がなかなか追いつかず…。
お待たせいたしました。
ちりめんや紅絹、絽の生地に藍染の浴衣地など。
小さな布の組み合わせですので、パッチワークなどにどうぞ!
昔の着物が、ちくちくアイデアで生まれ変わるのは楽しいものです。

(こ)

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2011年12月 9日 (金)

赤瀬川原平さんご来館

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本日は、作家の赤瀬川原平さんが来館されました。

赤瀬川さんと言えば『老人力』の著者で、芥川賞も受賞されている作家ですが、前衛美術家であったり、宮武外骨の研究をされたり、映画の脚本を書かれたりと、八面六臂の活躍をされる方。
昭和のくらしファンなら、南伸坊さん、藤森照信さんとご一緒の路上観察学会のメンバーで、“トマソン”の名付け親という方がおなじみかもしれません。
近年、美術研究者の山下裕二さんと『日本美術応援団』という本を出版されて話題になりましたが、今回はJR関連の雑誌『ひととき』の「フレ!フレ!美術館」という連載の取材でご来館されました。
路上観察学会の方々とも親しい館長が館内をご案内し、ゆっくりお話がはずんでいました。

雪でも降ろうかという冷たい雨となったこの日、対談中に、なんとお隣から湯気の上がるおでんの差し入れが!
これには赤瀬川さんもビックリ、ニッコリ。
そして裏方スタッフにはホイルに包んだ温かい焼き芋が。
すぐいただくのはもったいなく、しばしお腹に入れて温かさをいただきました。

(こ)

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2011年12月 4日 (日)

雨の日のお客さま

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こんな日はどなたもみえないかも…というような、冷たい大雨の降った土曜日。

玄関のベルがなるのでお迎えに出たら、友の会の会員さん(しかも遠方から)でした。
「おみやげを持ってきました」と見せてくださったのは、なんと昔の羽子板。
この方、様々な資料のコレクターさんで、これまでも多くの資料を寄贈いただいているのですが、羽子板コレクションもその一つ。
今日はその追加として持ってきてくださったのでした。
高畠華宵や中原淳一ばりのモダンな少女の絵柄です。
年明けには、ミニギャラリーにて毎年恒例の羽子板展を開催する予定ですが、もちろんこの少女たちも新入りでご紹介できるはず!
どうぞお楽しみに見にいらしてください。

彼女たちが呼び水になったのか、その後も次々とお客様が。
そのうちのお一人は、オリジナルDVD『昭和の家事』の購入を迷っておられました。
「完全版か、コンパクト版か…。」
そうですよね。
完全版は4枚組なので、15,750円してしまうのです(スミマセン)。
すると、居合わせた方が、
「私は買って見た者ですが、お母さんのすべての家事の所作が美しくて感動しました。伝えてこなかったものも多いなと反省もして・・・。ゼッタイ完全版の方がいいですよ。」
と勧めてくださったのでした。
その方は「やっぱりそうですか」と、迷わず完全版を求めていかれました。
背中を押してくださった方にお聞きすると、なんと北海道から8年ぶり2度目のご来館とのこと!
こちらにも感激です。

足元の悪い中来てくださるのは、本当~にありがたいことです。
雨の日特典でも考えなくては。
DVD割引!などできると良いのですが…!?

(こ)

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