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2013年8月24日 (土)

学芸員実習生が皆さまをお迎えしています

今年も学芸員実習が始まりました。今年は男子学生一人を含む総勢8人の大学生を受け入れ、8月1日に顔合わせを兼ねたガイダンスを行いました。小泉館長からこの博物館についての講話があり、職員からは実習の心得や業務内容などが伝えられました。
 実習開始は6日から。期間は各自2週間。二人ずつのコンビになっての実習です。ところが初日は「昭和くらしの学校」の3日間連続の夏期集中講座「昭和のくらし」篇の初日でもありました。開館時間前に早くも受講生が三々五々来館。20メートルほど離れた会場の鵜の木特別出張所会議室までご案内して、博物館に帰れば今度は来館者が。講座と実習の初日が重なり、なおかつ夏休みでたくさんの来館者に懸命の対応で、濃密な初日がなんとか終わりました。
 めまぐるしく1周間が過ぎると、第二期目の実習生が入ります。第一期生は先輩として仕事の内容を伝え、一週間をともにしたのち、仕事を引き継いで自分たちの実習を終えます。こうしていまは第二期生と第三期生の4人が博物館で皆さまをお迎えしています。昨日までの3日間は夏期集中講座「もったいない」篇が行われたため、またまた館での仕事と講座のお手伝いでてんてこ舞いでした。
 博物館での仕事は掃除、洗濯から湯飲み茶碗などの洗い物、来館者対応と館内のご案内、お茶の接待、収蔵品の整理や展示品や展示パネルの再生、花を入れることなどなど、驚くほど多岐にわたります。それに加えてこの夏は、講座のワークショップの材料の準備と後始末も加わります。大学生ですからアルバイトをしている人が多いものの、はたきを使ったり箒で履いたり、拭き掃除をしたりという手仕事の家事は初めてのこと。それでも皆一生懸命にチャレンジし、掃除をいかに手早く確実にしていくか、洗濯板で雑巾をいかに丁寧に洗い上げるか、などなど、自分なりのこだわりもできて、仕事ぶりは日々進化していきます。彼、彼女らの物覚えの良さ、成長の早さには驚くべきものがあります。こんな有機的な若い人たちが成長していっていることを頼もしく思います。

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(左)ご来館くださった方から、お礼のお手紙をいただきました。慣れないけれど一生懸命お返事を書きます
(右)瓢箪の授粉も実習生の日課です。「私が昨日授粉した瓢箪、成長してますよ!」

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左:夏休みで来館される子どもたちに教えてあげられるよう、真剣にベーゴマ特訓中
中:梅干しの土用干しも初挑戦。「あれ?どこまでひっくり返したんだっけ…」
右:館内の飾り物作成中。これはお月見団子になる予定

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この実習中に洗濯板を使うお洗濯の技が大いに進化した人も。実習初日におろした洗濯石鹸は、酷使した結果ペラペラになりました

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左:ガラス拭きも大切な仕事。もう生産されていない貴重な窓のダイヤガラスをそっと拭きます
右:大人から子供まで、さまざまな方が来館されます。皆さんに楽しんでもらえるように丁寧に応対します


 「来館した方が心地よいと思う空間に調えていくこと、日々の仕事に真摯に取り組めば必ず残るものがあることを銘じて、2週間を楽しんで!」というのがこちらのメッセージ。皆、その通りにめいっぱい仕事をして、大いにそれを楽しんでくれているようです。
 この酷暑にもかかわらず、熱中症で倒れたり、けがをすることもなく実習は続いています。第二期生は今週で終了。来週は第三期生の二人です。そして館メンテナンスのお休みをはさんで、9月11日から第四期生が最後の実習に入ります。
 実習期間中に博物館にぜひいらしてください。初々しい応対ときびきびした仕事ぶりの実習生たちがご案内いたします(ま)。

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